今日はBlenderでCG動画を作りました。厳密に言うと先週から作りはじめたのですが、半袖になる前に体を絞っておこうとプールに行ってから疲れで寝まくってぜんぜん作業ができず、やっと今日仕上げることができました。ちなみに25mを初めて泳いだのは小学6年のとき、わたしも頑張って生きていますが皆さんはいかがお過ごしでしょう。
今日はBlenderで落ち葉やサクラ、雪を降らす方法を備忘録がてらご紹介。方法としては花びらや葉っぱのオブジェクトを1つ作成、それをパーティクルで量産してふらせます。ではBlenderを起動し降らせたいオブジェクトを1つもしくは複数作成してグループ化します。
落ち葉っぽく、カエデとイチョウをつくります。Objectモードへ戻り、カエデとイチョウを同時に選択、「Object」→「Group」→「Create New Group」でグループ化します。
続いて落ち葉を降らせるためのオブジェクトを作ります。「Add」→「Mesh」→「Plane」で板を1枚。オブジェクトモードのままプレートを選択した状態で「Particles」へ移動します。
まずは先ほどグループ化したオブジェクトを設定します。「Render」内にある「Group」ボタンをポチっと、「Dupli Group」をクリックすると先ほどの「Group.001」がみえますので選択。図のように設定します。「Render」内のSizeの数値を増減させるとグループオブジェクトの見た目の大きさが変わりますので、カメラから覗いていいかんじのサイズになるよう調整します。あと「Rotation」にチェックを入れておくと変化のある回転が得られます。
ずずっと下へいき「Field Weights」にもグループを適用してみます。「Gravity」の数値をいじると舞い方が変化しますのでお好みでどうぞ。続いて「Emission」へ。
「Number」で量産数を、「Lifetime」で生存時間を設定します。Lifetimeが短すぎると途中で消えてしまうことがありますので、落ち葉や花びらの場合はカメラから見えなくなるまで生きさせたほうがいいです。反対に雪などは途中で消えると降りはじめのかんじが醸し出されます。
「Start」「End」はパーティクルの降りはじめと降り終わりのフレーム位置、アニメーションでない静止画の場合もしっかり舞ってからのフレームをレンダリングしないとパーティクルされてませんので注意です。
「Physics」では「Fluid」をポチッと、「Forces」の中の「Timestep」あたりの数値を変えると落ち葉っぽいゆらゆら感がでていいかんじになります。こんなところでひとまず落ち葉っぽくはなりますが、他の数値をいじってみるともっといい降り方が見つかるかもなので、いろいろいじってみてください。
カメラを設定したら先ほどグループ化した葉っぱのオブジェクトはカメラから見えない場所へ移動させておきます。レンダリングすると下のGIFアニメーションのようになります。
今回これを利用して動画をつくったので、ご参考までに下に貼り付けておきます。墨感をだすためFreestyleでレンダリングしていますが、これはパーティクルだけ分けてアニメーションをつくりました。パーティクルの背景をブルーやグリーンにしておくと、後ほどクロマキーで合成させることができます。