前回のその1で登録がおわったらいよいよマネージメントコンソールに移動します。AWSの上部にメニューがありますのでそこから入ります。
ログインを求められますので速やかに、登録したメールアドレスとパスワードをいれます。
ログインが完了するといよいよコンソール画面です。各サービスごとタブ分けされているのがわかります。今後いじったサービスがあれば追々触れていこうと思いますが、今回はEC2タブを選択していきます。画面左側のメニュー「Navigation」にリージョン選択のドロップダウンリストがあり、現在稼働中の各国サーバーが選択できるようになっています。今回は2011年春記念ということで東京リージョンからはじめてみます。
「Launch Instance」をクリックするとサーバーの選択/設定が始まります。以下、説明とともに追っていきます。
【Request Instance Wizard】
今回の目的は無料でいじることですので、OSの選択肢は2つしかありません。いちばん上にある☆マークのついた2つがそれです。
Basic 32-bit Amazon Linux AMI 2011.02.1 Beta
Basic 64-bit Amazon Linux AMI 2011.02.1 Beta (2011.04.29現在)
今回は特にこだわらず32-bitを選択してみました。右の「select」ボタンをクリック。
ここで大事なのが Instance Type に Microを選択するということです。無料枠は上記☆印のついたイメージの Microインスタンスのみです。間違わないように選択して「Continue」。
ここはそのまま「Continue」。
インスタンスに名前を付けることができます。空欄でもいけますが、そのうち何のサーバーなのかわからなくなること必至ですのでわからなくなりそうな場合は名前を付けます。今回は「Test」と記入。「Continue」をクリックすると次は Key Pair の作成です。
このKey Pair は後ほどSSHでログインする際に必要になります。適宜名まえをつけ、『Create & Download your Key Pair 』をクリックすると作成された秘密鍵がダウンロードされます。私も適宜名まえをつけてみます。今回は「henco」にしました。
ダウンロードされた秘密鍵です。拡張子に「 .pem 」とつきます。なくさないように自分だけがわかるところへ保管をしておきます。「Continue」で次はFireWallの設定です。
ここではセキュリティグループに名前を、そして用途に応じてポートをあけていきます。後ほどSSHでアクセスするために22番ポートと、HTTPの80番を用意します。22番ポートは固定IPがあればセキュリティが更に高まりますが、そのままの0.0.0.0/0でも問題ありません。固定IPサービスでない方はそのままで、それぞれ+Add Ruleで追加します。
「Continue」で設定した内容の確認です。問題なければいよいよインスタンスを起動します。下の「Launch」ボタンをクリック。
「いまやってます」とメッセージ。
起動出来たかどうかを確認してみます。画面左のNavigationから「Instance」を選びます。
キターーーーーーー、ってほど難しくもなかったですが、緑色の丸にrunningと表示があれば起動されています。このまま起動させていても1年間は無料ですが、これっきりわすれてしまうと1年後には立ち上げた時間ごとに課金が始まってしまいます。もしサーバーを落としたい場合は緑丸を右クリック→「STOP」で簡単にとまります。
次回はSSHでログイン、webサーバのインストールをやってみます。
コメント
Amazon EC2 を無料でいじってみる(その2 インスタンス立上げ編) | FM575 | http://m2t.jp/yvXDD2 #jawsug
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見てる♪→ RT @ henco575 Amazon EC2 を無料でいじってみる(その2 インスタンス立上げ編) http://t.co/vjiOLtb
@muneki とうとうこれを使わざるを得なくなりました。なんか便利そうですが、環境設定したもののイメージの作成は専用ツールが必要なんですかね。RT @henco575 Amazon EC2 を無料でいじってみる http://t.co/9JUykmk