Blenderで360°CG動画を作成する

よっしゃぁ、梅雨があけたひゃっはー!!と気持ちは逸っているのですが、夏うまれのくせに暑さで完全に体調をくずしてしまいへたっているヘンコです。みなさんはいかがお過ごしでしょう。

今日はタイトル通り、最近流行っている360°CG動画を作成する方法をご紹介します。普段からCGを作っている方ならそんなに難しくないので、今後の3次元動画時代にも素早く対応可能だと思います。セカンドライフ時代から細々3Dをやってきて、やっと報われる時代が来たのだと思うと、目頭が熱くなるのをこらえることができずにいます。

ではさっそく、動画にする3Dモデルを作成します。ここで注意するべきは、動画なので視聴者自身が「前進する、後退する、左右に曲がる、ジャンプする、ズームする」などができないことです。3次元のモデル空間を自由に動き回ることができないことを考慮して、進む方向やシナリオを決めておいたほうがいいと思います。

Blenderで360°CG動画を作成する

上の画像はカメラを中心に、周りの木々を見渡すようなモデルを作成しました。森林浴のイメージで、真ん中の大木を見上げると葉っぱが舞うようにパーティクルも設置しています。パーティクルで葉っぱを降らすには以前書いたこちらの記事「Blenderで雪や落ち葉を降らす方法」を御覧ください。

ではレンダリングをしていきます。通常のアニメーションを作成すると同様にフレーム数を指定します。そしてここでひとつめの注意点、画像のサイズを決定です。YouTubeのマニュアルには”アスペクト比が 16:9 になるようにつなぎ合わせた動画を 4K(3840×2160)の解像度”とありますが、今回は2880*1440で作成しました。それでもかなりのレンダリング時間は要しますので、ご自身のアニメーションのframe数と相談の上サイズの決定をしてください。

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パーティクルの関係で100フレーム目から400フレームをレンダリング、Frame RateはYouTube指定の30fps(24、25、30、48、50、60 fpsに対応)で作成しました。なお、動画形式はmp4と決まっているので、字幕などの編集をしない場合はいきなりmp4拡張子で書き出す方が良いでしょう。mp4の書き出し方法は以下の通り、「OutputをH.264」に、「FormatをMPEG-4」です。

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続いて画角の調整です。Propertiesのカメラアイコンをポチッと、Lensの中から「Panoramic」を選択します。

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Blender上の設定は以上です。レンダリングを開始してアニメーションを作成します。Samplingの設定にもよりますが、私の場合13秒(400フレーム)で16時間かかりました。もっとフレーム数を落とせばよかったとStartしてから反省しましたが、レンダリングに伴う後悔はいつもそんなものです。

無事mp4の動画が作成されたらこんどはYoutubeにアップするための準備です。公式サイトで変換ツールが配布されていますのでダウンロードします。

360 度動画のアップロード
–> ステップ 2: アップロードの準備のリンクからツールをDownload

zipで落ちてきますので、解凍して起動します。

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「Open」から先ほど作成した動画を選択して「Inject metadata」をクリックすると、同じフォルダに「_injected.mp4」と追加されたファイルが作成されます。これで360度動画用のメタデータが追加されました。

あとは通常の動画と同様にYoutubeへアップロードすると、数分で視聴が可能になります。以下が今回作成した360°動画です。スマホやPCでグリグリできますのでお試しください。

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