CADから出力したPDFが重い訳

今日はいちばん土砂降りな時間に出勤してしまい、スカートがびしゃびしゃになって朝からどんよりしたヘンコです。みなさんはいかがお過ごしでしょう。今日はそんなどんより気分を吹き飛ばすくらいにすっきり解決した質問があったので、備忘録がてらご紹介します。

AutoCADからPDFに出力するには、以前CADをOfficeに貼り付ける方法でご紹介したBullzip Free PDF Printerという仮想プリンターをつかうとよいのですが、今日は「数キロバイトのCAD図なのにPDFが5MBになる」と新たな質問を受けてしまいました。調べてみると文字スタイルの設定でこのような現象が起こるとのこと、実際に試してみました。

ちなみにCADでの文字スタイルは、CADソフト間の文字化けを防ぐという理由でビッグフォントが推奨されています。私もそう覚えて作図前には必ず設定をするため、あまりこのような事象で悩むことはありませんでした。

AutoCADの場合、新規ファイルを作成した際デフォルトの文字設定がMSPゴシックなので、あまり考えずにこのまま作図してしまうお父さん方は世の中大勢いらっしゃるかと思います。DXFで保存、もらったファイルが?????で読めません、とヘンコ寺に持ち込まれるケースも多いです。

ビッグフォントへの設定は「形式」→「文字スタイル管理」を開きます。フォント名の中「SHXフォント」から「.shx」のついたフォントを選択、その下の「ビッグフォントを使用」にチェックを入れます。よく使われるのは「txt.shx」あたりですね。
チェックを入れるとさらに右、「ビッグフォント」が選択できるようになります。「extfont.shx」を選択して適用します。

下の設定は私の好きなSimplex.shxの設定です。ちょっとなめらかでtxt.shxよりいい感じです。右のビッグフォントが「extfont2.shx」なのは、①②やローマ数字などの特殊文字が表示できるからです。場合によって使い分けしています。

CADから出力したPDFが重い訳_2

設定をしてからマルチテキストにサンプルの文字を入力してみます。今回は中学でみんなが暗記する日本国憲法を引用しました。

左がMSPゴシック、右がビッグフォントです。ゴシック調の方が見栄えはいいですが、太さの反映ができないのでAutoCADでは独自のshxを使います。

CADから出力したPDFが重い訳_3

このPDFのプロパティをみてみると・・・

CADから出力したPDFが重い訳_1

なんということでしょう、341KBから55.5KBまで減りました。「1/6とかすごい」と思ったら、質問をくれた方のファイルは5MBから200KBまで減ったとのことでした。ひゃぁ。

というわけで、みなさんも今いちど文字スタイルの設定をご確認ください・・・。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です